法人研修「施設の財産管理について」を行いました。

2019年6月17日

 6月12日(水)13時15分より、ワークランドそら2階会議室において、当法人の顧問弁護士である紀南法律事務所の網 康秀先生をお招きして「施設の財産管理について」をテーマにお話しいただきました。

 通常、利用者様の財産は、家族あるいは身元引受人同意の下、施設が管理するか、後見人が管理しています。施設側が利用者様の財産を管理するうえで大切なことを、事例等交えてわかりやすく解説していただきました。

主な内容は以下のとおりです。

1. 財産管理の範囲について
2. 財産管理の法的根拠について
3. 財産管理にリスク(施設の責任)について
4. リスク回避のための成年後見制度の活用
5. 家族への報告
6. 家族からの払い渡しの要求

 特に重要になってくることは、利用者様本人に判断能力あるいは同意能力があるかないか。
 もし判断能力がなければ、財産を守る上で4親等内の親族により申し立てをしてもらい成年後見制度を利用したほうが良いとのことでした。

 そして、施設側に特に関心があったのは、家族から払い渡しの要求があった場合、どこまでその要求に応えていいのかということでした。

 先生のお話では、ケースによっては経済的虐待につながる場合があるので慎重な判断が必要である。しかしケースバイケースの面があるので、施設側としても間違った判断をしないように、法的な権限がある後見人あるいは弁護士に相談して判断するのがベストであるとのことでした。

 先生のお話の後に質疑応答を行い予定時間を大幅に超えるとても有意義な研修で、14時40分に終了致しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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