点字教室を行いました。
2019年7月23日 美熊野福祉会は、令和元年7月18日(木) 太地町立太地小学校に出向き、福祉学習として、4年生16名の児童を対象に点字教室を行いました。
当日は、講師として当法人利用者でもある全盲の溝本和彦さんと法人職員4名が参加しました。
まずはじめに、目が見えないとはどういうことなのか、白杖や点字ブロック、盲導犬、音響信号機について子どもたちにわかりやすく説明しました。
その後、アイマスク体験と点字体験を行いました。
アイマスクをして白杖で廊下や階段を歩く体験をした子どもたちは「何も見えなくて自分がどこにいるのかわからなかった」「怖かったけど、友達が声をかけて手を引いてくれたから安心した」など様々な感想を述べていました。
点字体験では、点字を打ってみて、溝本さんに実際に読み取ってもらいました。子どもたちは「指でなぞるのが早い」「間違わず読み取っていてすごい」と感心していました。
今回の点字教室では子どもたちが実際にアイマスクや点字を体験し、見えない人の立場になり、考えるきっかけになりました。
今後もさまざま形で福祉について学び続けていってほしいと思います。