人権研修「終末期ケアについて」を行いました。

2021年9月24日

 令和3年9月22日に法人研修委員会主催の人権研修を行いました。
 今回のテーマである「看取り」について、新宮市にある[訪問看護ステーションのぞみ]で看護師をされている、田中 千恵子氏を講師としてお迎えしました。
 また、感染症防止のため、各事業所をZoomで繋ぎ、オンラインにて研修を行いました。

 田中氏は長年、看護師として勤めるなかで患者さんや利用者さんの看取りを多く経験され、その経験を語ってくださいました。

 講義の中で、終末期で薬が効かなくなり、痛みで苦しんでいる患者さんには、背中をさすったり、声をかけたりすることで、痛みが和らいだり、心が楽になったりする。終末期の方には、医療的なケアだけではなく、そういったスピリチュアルケアが必要であること。

 また、延命治療については、事前に“誰のためのケアなのか”、“本人の意思はどうか”、“家族や医療従事者のエゴになっていないか”などを考えること。

 死に寄り添うケア職は、看取ったあと、充分に悲しみ、心を整理したり、泣いたりして自分自身の心のケアを行うこと。

 終末期ケアでは、その人の人生や、その人が何を考え、何を大事にしているかを知り、住み慣れた場で最後まで自分らしく生きることに寄り添う。そのためには、地域包括ケアシステムも重要であることを学びました。

 現代社会では、死に対してタブーな雰囲気があるなかで、死に寄り添うケア職の存在は重要で、とても尊い仕事をしているんだと感じました。
 当法人の利用者の方がお亡くなりになることも少なくはなく、職員にとっても、有意義な研修になりました。
 今回の人権研修で学んだことを日頃の業務に生かせるよう努めていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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