人権研修を行いました。

2025年3月12日

 令和7年3月5日(水)18:30より研修委員会主催の研修を行いました。                                                      

 美熊野福祉会では、令和7年2月末よりインドネシア人の技能実習生を3名受け入れています。外国籍の職員を採用することは法人にとって初めての取り組みであり、今回は人権研修として、講師に《KAIGO人材育成協同組合》の代表理事である川村さまをお招きし、技能実習制度や異文化理解についての研修を行いました。

 研修は、下記のような内容でした。

 介護業界の人材不足が加速するなかで、サービスの質を低下させずに事業を継続していくためには、日本人材のみではまかないきれないので外国人材の雇用が必要であること                         

 文化の違いによるギャップは当然であり日本人から見た視点や感じ方は外国人から見るとまったく違って見えていること、世界から見ると日本の働き方は非常に特殊で「日本人の当たり前は外国人材の当たり前ではない」こと

 そのようなギャップがあっても、お互いの違いを認めて良いところを学び、歩み寄ることが大切であること

 ほかにも、インドネシアの文化や国民性、宗教についての説明もあり、技能実習制度や異文化への理解が進みました。

 初めて技能実習生を受け入れるにあたり、法人内では混乱もあったかもしれませんが、今回の研修を通して、“なぜ技能実習生を受け入れるのか”“なぜ外国人材が必要なのか”その理由が明確になりました。また異文化理解や多様性の尊重についての理解も深まったと思います。

 講師の川村さんは「外国人と一緒に働くことはとても楽しい」とおっしゃっていました。技能実習生を受け入れることで日本人職員にとっても良い刺激となり、意識が向上することで利用者支援の質の向上にもつなげていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

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