第2回農福連携セミナーが開催されました。

2019年3月5日

このセミナーでは、農業分野と福祉分野を結び付け、お互いの課題解決や進歩・発展に向けて、県内や全国各地の取り組みをもとに様々な形の農福連携を学ぶ場として昨年より開始され、今回で2度目の開催となりました。

今年は、香川県より講師をお呼びし、活動内容や、現在の形になっていくまでの経緯を説明していただきました。香川県では、共同受注の窓口にコーディネーターを配置し、事業所の新規開拓や、企業とコラボした商品開発なども展開。

共同受注農作業システムのメリットをはっきりと示し、高齢化や後継者不足で労働力を必要としている農家さんに対しての呼びかけがスムーズにできるようになっています。
しかし、メリットも見出すまでには多くの方の理解が必要であり農業分野と福祉分野の双方の協力で現状があるとの事でした。

この圏域でも、農家の後継者不足の問題や高齢化の進む中、多くの方のご理解や協力を頂く事で、少しずつではありますが、取り組みが行われています。障がい者であることにより、仕事が制限される地域ではなく、当事者が、多くの仕事を選べる地域・社会になる為に、障がいに対する理解を多くの方に深めていただきたいと思います。

cof

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