はじめに
昭和63年9月、和歌山県で初めて盲・ろう重複の知的障害者を受け入れる施設として熊野川町に「杉の郷」が開園。「杉の郷」での日々の生活の中で、中・高年齢者の日課や食事・健康面で、特別な配慮が必要であると考え、平成3年度より、中・高年齢知的障害者の施設建設を計画。
平成8年9月、国、県の補助金をいただき、新宮市高田地区に県下初の知的障害のある中・高齢の方々のための施設「杉の郷えぼし寮」が開園しました。
開園までのあゆみ
昭和59年4月 | 障害者の家族、関係者、ボランティアなどにより、施設づくりの準備を始める |
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昭和60年10月 | 設立準備会発足 |
昭和61年12月 | 国庫補助内定 建設地を熊野川町内の公有地に決定 |
昭和62年2月 | 美熊野福祉会後援会発足 |
昭和62年11月 | 社会福祉法人美熊野福祉会 設立認可 |
昭和63年9月 | 知的障害者更生施設「杉の郷」(定員60名)開園 杉の郷家族会発足 |
平成3年4月 | 高齢者棟の建設を計画 |
平成6年3月 | 「杉の郷」作業室及び療育室棟増築 |
平成7年5月 | 高齢者施設を平成7年~8年度に建設することで国庫補助内定 |
平成8年8月 | 「杉の郷えぼし寮」竣工 |
平成8年9月 | 「杉の郷えぼし寮」(定員50名)開園 |